「す」から始まる自作PC用語集
スイッチングハブ
スイッチング機能を付加させたハブのことで現在最も主流なハブ。データを送信する場合、普通のハブでは全てのポートにデータを送信するが、この方法ではデータ量が増えると混線する可能性が高くなり、結果的には通信エラーが起こってしまう。スイッチングハブはデータを送信する相手を直結する仕組みが施されているので、混線する可能性が低くなる。
スーパーディスク
大容量の3.5インチフロッピーディスクの規格。
1枚のディスクに120MBのデータを記録することができる。
スーパーディスクを読み書きするには、スーパーディスクドライブが必要。
スキャナ
雑誌や新聞、紙に書いた絵、写真などをパソコンで読み取る装置。イメージスキャナともいう。
ネガやポジフィルム専用のフィルムスキャナもある。
イメージスキャナでフィルムを読みとるには透過装置が必要。
スキャンディスク
ハードディスクにトラブルがあったときに損傷や情報の検査、修復をするツール。
スクランブル
データを暗号化し、通常のアクセスでは意味の無いものに変更すること。
元に戻すには、復号化が必要。
スクリーンセーバー
ディスプレイの焼き付きを防止するため、あらかじめ設定してある時間が経過すると、画面上で模様などが動く機能。
スクリプト
ワープロや表計算、通信ソフトなどで、特定の操作を自動的に実行するための手順を記述しておくプログラム。
一定の操作を繰り返して作業をする場合、スクリプトを作成しておくと、そのつど、手動で作業をする必要がなくなる。
スクロール
文書や画像などの表示範囲が広いため、ウィンドウ内で表示しきれない場合、ウィンドウのスクロールバーやマウスのスクロールボタンを操作して、ウィンドウを上下左右に移動させて隠れた部分を表示すること。
スクロールバー
ウィンドウ内に表示しようとしている情報が、ウィンドウの縦幅や横幅を超えてしまったときに、ウィンドウの右辺、または下部に表示されるバーのこと。
スクロールバーのつまみをマウスポインタでドラッグすると、ウィンドウ内の表示領域が移動し表示されていなかった情報が見えるようになる。スクロールバーの上下端、または左右端についている三角形や矢印状スクロールボタンをクリックすることによってもスクロールさせることができる。
スクロールボタン
マウスの左ボタンと右ボタンの間に付いている、小さな突起状のボタン。
このボタンを上下に動かすとウィンドウが上下にスクロールする。
ソフトウェアによっては、スクロールボタンに対応していない場合がある。
スタートアップ
パソコンの起動と一緒に、指定したソフトウェアを自動的に起動させる機能。
そのためには、ソフトウェアをスタートアップフォルダーに入れておく必要があるが、スタートアップのソフトウェアが多くなると、Windowsの起動に要する時間も長くなってしまう。
スタート画面
サインイン後に表示される画面。アプリやWebページにすばやくアクセスするための、「タイル」と呼ばれる長方形や正方形のアイコンが並んでいる。スタート画面はユーザーごとにカスタマイズ可能で、よく使うアプリやファイルの、追加や並び替え、デザインの変更などができる。
「スタート」ボタン
Windowsの画面の左下にあるボタン。このボタンをクリックするとWindowsの操作メニューが表示される。
「スタート」メニュー
「スタート」ボタンを押すと表示されるメニューのこと。Windowsの機能を使うときや、ソフトウェアを起動するときなどに使う。
スタンドアロン
パソコンなどをネットワークに接続しないで使っている状態のこと。例えば、インターネットなどに接続して使っている場合は「スタンドアロン」ではなく、インターネットの接続を切断して使っている場合は「スタンドアロンで使っている」ということになる。
スタンバイ
スタンバイは、あらかじめ設定されている時間内にパソコンの操作がない場合、作業中の状態のまま、ディスプレイや本体の一部の電源を切る機能。これにより消費電力を節約する。
マウスを動かしたり、キー操作をすると、スタンバイから元の状態に戻る。
ステルス型ウイルス
ユーザーやウイルス対策ソフトに発見されないよう、自分自身の姿を隠すなど、さまざまな工夫を凝らしたウイルス。
ストリーミング
インターネット上にある音声や映像などのデータを、受信しながら同時に再生する方式。データ全部を受信してから再生するのではないので、リアルタイムで再生できる。
再生するためのソフトには「RealPlayer」や「Windows Media Player」などがある。
ストレージ
コンピューター本体の外部に接続して、データやプログラムなどを保存・記憶する装置。
外部記憶装置、補助記憶装置のこと。ハードディスクや光学ディスク(CD/DVD/ブルーレイディスクなど)、フラッシュメモリ(USBメモリ/メモリーカード/SSDなど)などがある。
ストレートケーブル
LANでパソコンとパソコン以外の機器(ハブやモデムなど)を接続する際に用いるLANケーブルのことをストレートケーブルという。
ストレッチ
タッチ操作の一つ。2本の指で同時に触れて、2本の指を反対方向に離すこと。表示の拡大などの操作に使う。
スナップ機能
Windows ストア アプリを並べて表示する機能。幅の狭い方の表示をスナップと呼ぶ。
左右の画面の表示幅を逆にしたり、表示を入れ替えることもできる。
スパイウェア
パソコン内の個人情報をインターネット経由で流すプログラム。
ウイルスは、ファイルの破壊などのいたずらが目的で、自己増殖することが多いが、スパイウェアの多くは、企業の営利目的で作成され、破壊や感染は無い。
スパムメール
迷惑な電子メールのこと。
不特定多数に送信される広告メールなども含まれる。
スプリッタ
ADSLの場合に、音声信号とデータ信号を分離する装置。モジュラージャックにスプリッタを接続し、スプリッタに電話機とADSLモデムを接続する。
ADSLでは音声信号とデータ信号が同じ電話回線を通ってくるのでスプリッタで分離し、音声信号は電話機へ、データ信号はADSLモデムへ流す。
スペースキー
キーボードの一番下にある長方形のキーで、キーの表面には何も表記されていない。
空白を入力したり、日本語入力システムがオンのときに、日本語入力の変換キーとしても使われる。
スペック
仕様や性能のことで、ハードウェアの場合は、CPUの種類や動作速度、ハードディスクやメモリの容量、通信速度、サイズや消費電力などを指し、ソフトウェアの場合は、機能や性能と必要な使用環境をまとめたものを指す。
スマートメディア
大きめの切手くらいのメモリーカード。コンパクトフラッシュと比べるとやや小さく、非常に薄い。
デジタルカメラの画像を保存するメディアとして広く使われている。
スライド
タッチ操作の一つ。タッチパネルやNXパッド、リモコンのパッド上に指を1本おいて、画面から離さずにそのまま別の場所に動かすこと。ドラッグや画面のスクロールなどに使う。
スライドショー
複数の画像を順番に連続して再生する機能のこと。
スリープ
スリープは、あらかじめ設定されている時間内にパソコンの操作がない場合、作業中の状態のまま、ディスプレイや本体の一部の電源を切る機能。
これにより消費電力を節約する。スタンバイ(サスペンド)状態にすることを表すときに用いられることもある。
スループット
ネットワークを含めたコンピューターに関わる全ての処理が実行されるまでの時間。
スレッド表示
電子掲示板やメールソフトなどで、話題単位でまとめて表示すること。
スロット
パソコンの背面や側面などにある、拡張ボードやPCカードを挿入するための装置。
スワイプ
タッチ操作の一つ。タッチパネルやNXパッド、リモコンのパッドに指先が触れたら、払うように動かす操作のこと。「スライド」より短い距離をなぞる動作。
チャーム バーやアプリ バーを画面端から表示させるときなどに使う。
スワップファイル
メモリに入りきらないような大量のデータを扱うときに、その一部をディスク上に一時的に格納しておくためのファイル。