「P」から始まる自作PC用語集
PC/AT互換機(ピーシーエーティーゴカンキ)
IBM社のパソコン「PC/AT」と互換のあるパソコンの総称。
PC98-NX(ピーシーキュウハチ エヌエックス)
Microsoft社とIntel社が提示したWindows用ハードウェアデザインのガイドラインPC97や、システムデザインのガイドラインであるPC98に準拠した機種として製品化したシリーズ。
CPUやメモリなどの基本仕様のほか、OnNow、IEEE1394、USBなど、先進の機能を搭載した。PC-9801/9821リーズと一線を画すために、NeweXcelentと命名した。
PCI(ピーシーアイ)
Peripheral Component Interconnect
拡張ボードにより周辺機器を拡張する際、パソコン内部と周辺機器とでデータをやりとりするための規格のひとつ。PCIに対応した拡張スロットをさすこともある。
PCI Express(ピーシーアイエクスプレス)
シリアル転送インターフェースの規格。
PCIバスより高速にデータを転送できる。
PCMCIA(ピーシーエムシーアイエー)
Personal Computer Memory Card International Association
PCカードの規格を制定している国際的な標準化団体の略称。
PCカード(ピーシーカード)
PC Card
パソコン用のカード型周辺機器。大きさはクレジットカード大だが、厚さによってタイプI、タイプII、タイプIIIの規格がある。用途としては、モデムカード、LANカードをはじめさまざまだが、PCカードアダプターを経由すると、コンパクトフラッシュやスマートメディアなどの記憶媒体からデータを読み込んだり、書き込むことができる。
携帯に便利なことから、ほとんどのノートパソコンがPCカードに対応している。
PCカードスロット(ピーシーカードスロット)
ノートパソコンなどに取り付けられている、PCカードを差し込むための装置。
PCのリセット(ピーシーノリセット)
出荷時の状態に戻す機能。
すべての個人データ、ソフト、パソコンの設定は失われる。
PCのリフレッシュ(ピーシーノリフレッシュ)
写真、音楽、ビデオなどの個人用ファイルやパソコンの設定を保持したまま、Windowsを初期状態にしてパフォーマンスをもどす機能。
PC設定(ピーシーセッテイ)
パソコンの各種設定を変更できる機能。チャームバーの「設定」をクリックし、「PC設定の変更」をクリックすると表示される。
PDA(ピーディーエー)
Personal Digital Assistants
手のひらに収まるくらいの大きさの「携帯情報端末」で、持ち運びしやすく、外出先で使うのに適している。
住所録や電話帳、スケジュールなど、従来は手帳で管理していた個人情報を管理する機能のほか、インターネットに接続したり、電子メールを送受信する機能などを備えている。
PDF(ピーディーエフ)
Portable Document Format
米AdobeSystems社が開発した文書ファイルの保存形式。
ファイルをPDF形式にすると、異なったOS間でも文章を同じレイアウトで表示できるため、文書の電子配布に利用されている。PDFファイルの作成には「Adobe
Acrobat」が必要である。PDFファイルを開くだけでも、無償で配布されている「Adobe Acrobat Reader」は必要となる。
PeertoPeer(ピアツーピア)
Peer-to-Peer
コンピューター同士を対等な立場で接続するネットワークの形態。サーバー専用のコンピューターとそのサーバーからサービスを受けるコンピューター(クライアント)に分かれるのではなく、どちらもサーバーまたはクライアントになることができ、相互にファイルやプリンターを共有できる。
Pentium(ペンティアム)
米Intel社が開発したCPU。
Pentium Processor with MMX TechnologyやPentium II、IIIなどのシリーズがある。
PhotoCD(フォトシーディー)
パソコンで見ることができるように写真をデジタル化してCDに収録したもの。
また、CDに収録できるように画像を保存するためのデータ形式。
PIAFS(ピアフ)
PHS Internet Access Forum Standard
PHSを使って、デジタルデータ通信をするためのプロトコル(通信規約)。
PIAFSに対応したプロバイダーを利用すると、PHSのデジタル通信回線(64/32kbps)を使用することにより高速な通信が可能になる。
PIN(ピン)
Personal Identification Numberの略で、暗証番号のこと。
PLC(ピーエルシー)
Power Line Communication
電力線を通信回線として利用する通信方式。この方式を用いると、たとえば家庭やオフィスの電源コンセントにモデム(PLCアダプタ)を差し込むことで、特別な配線をしなくてもLANを構築することができる。
PNG(ピング)
Portable Network Graphics
画像ファイルを保存する形式のひとつ。JPEGやGIFに代わる画像フォーマットとして、インターネット上で表示する画像に使用されることを想定して開発された。ほとんどの画像でGIFより圧縮率が高く、フルカラーにも対応している。拡張子は「.png」。
PnP(ピーエヌピー)
Plug&Play
プラグ&プレイのこと。
パソコン本体に周辺機器を接続する場合、その周辺機器を認識して設定に必要な情報を自動的に読み込む機能。
接続(プラグ)したら、すぐに使用(プレイ)できることから、こう呼ばれている。
POP(ポップ)
Post Office Protocol
電子メール受信のためにメールクライアントとサーバー間でやり取りされるTCP/IPプロトコル。
PPP(ピーピーピー)
Point to Point Protocol
電話回線を使って通信するためのプロトコル。
家庭など、インターネットにダイヤルアップ接続する場合に利用されている。
PPPoA(ピーピーピーオーエー)
Point-to-Point protocol over ATM
ADSLなどの高速回線で、非同期転送モードという通信方法でPPP接続を行うしくみのこと。ADSLサービスによって、PPPoAに対応している場合と、PPPoEに対応している場合がある。
PPPoE(ピーピーピーオーイー)
Point-to-Point protocol over Ethernet
ADSLなどの回線で、ダイヤルアップ接続(PPP接続)のように、ユーザー名、パスワードのチェックを行えるようにする規格のこと。
PrintScreenキー(プリントスクリーンキー)
PrintScreen key
「PrintScreen」または「PrtSc」と印字されているキーボード上のキー。[PrintScreen]キーを押すとディスプレイ上の表示画面をコピーしてクリップボードに取り込むことができる。
[PrintScreen]キーを単体で押した場合は画面全体がコピーされ、[Alt]キーと[PrintScreen]キーを同時に押すとアクティブウィンドウだけを対象として表示内容がコピーされる。
PSK(ピーエスケー)
Pre-Shared Key
暗号化キーを生成するために用いられる共有(秘密)鍵のこと。この鍵を用いて直接暗号化をおこなうものではなく、暗号鍵を生成するためのものであることから“事前共有鍵”と呼ばれる。そのためPSKは、事前共有鍵を用いる認証方式を表す場合がある。