迷惑メール対策
迷惑メールの対策方法を考える
メールを使っていると 関係のないメール いわゆる「迷惑メール」がよく届きます。
迷惑メールはスパムメールともいいますが 毎日大量に届くということもあります。
必要なメールはごく僅かで 迷惑メールが8割9割以上を占めることもあり、支障が出ることもあるのではないのでしょうか?
迷惑メールにもいくつかのパターン・種類はあります。
自分が実際に利用しているサービスや企業からのメールマガジン形式のもの、全く見に覚えのないところからのメール、フィッシング詐欺やウイルス感染につながるメールなどです。
迷惑メールにはどういう対処法があるのかまとめてみました。
1. メールマガジン・お知らせメールの停止
インターネット上で 何か商品を買ったりサービスを受けるときに メールマガジンも同時に申し込むということがあります。
厳密には メールマガジンやお知らせメールをチェックする箇所を見過ごしてしまい いつのまにか登録後に定期的にメールが来ることがあります。
このようなパターンは非常に多いため ユーザー登録時などは十分確認しておいたほうがいいでしょう。
またしばらくして メールが定期的にくるようなら サイトの管理画面などからメールマガジンやお知らせメールを受け取らない、配信停止の設定をできることがほとんどです。
2. メールソフトの迷惑メール対策機能
最近のメールソフト 例えば Windows Live メールや Outlookには迷惑メールが来たら閲覧しないでいいように 迷惑メール専用のフォルダに振り分けることができます。
ある程度 迷惑メールを自動で振り分けることができますので 不必要なメールを見なくていい、フィッシング詐欺やウイルス性のメールを回避できるなど多少の効果はあります。
ただし万全の機能ではないため 迷惑メールが通常の受信フォルダに入ってきたりすることはあります。
3. ウイルス対策ソフトの迷惑メール対策機能
ウイルス対策ソフトにも 迷惑メール対策機能の付いているものは多くあります。
メーカーやソフトによってまちまちですが 全般的にフィッシング詐欺やウイルスが添付されたメールなどを検知し、ユーザーに知らせたり削除・隔離してくれることがあります。
メールソフトの迷惑メール機能よりも フィッシングメールやウイルス性のメールに強いのが特徴です。
メールというのは必ずメールーサーバーを経由して パソコンのメールソフトに入ってきます。
4. サーバーで止める
個人で利用しているならプロバイダ、法人や事業所などドメインを所有しているなら レンタルサーバーにメールサーバーがあります。
多くのプロバイダやレンタルサーバーで 迷惑メール対策がされています。
一般的な迷惑メールに加え フィッシングメールやウイルスの添付されたメールを サーバーの迷惑メールフォルダに入れてメールソフトでは受け取らないような設定もできます。
使用しているプロバイダやレンタルサーバーでどのような対策が可能か確認することができます。
5. メールアドレスの変更
あまりにも膨大な迷惑メールが来ているようなら メールアドレスを変更するという方法もあります。
メールアドレスを変更した場合は これまで来ていた迷惑メールはすべて受信することはありません。
変更は プロバイダやレンタルサーバーなどで可能です。
ただ今まで メール送受信していた相手には 変更を知らせる必要があります。
6. 添付メール・英字のメールなどは安易に開かない
迷惑メールの中でも 添付ファイルが付いているものや英字のメールは安易に開くべきではありません。
心当たりのないものはほぼすべて迷惑メールと考えていいでしょう。
添付ファイルを開いたり 記載されたURLをクリックすると スパイウェアやウイルスに感染したりすることがありますので注意が必要です。
7. フィッシングメールには注意
フィッシングメールは時として大きな被害をもたらすことがあります。
金融機関などを装って IDやパスワードを入力するよう誘導してくるメールです。
メールに記載されたURLをクリックすると 通常使用している金融機関のサイトと同じように見えることがありますが、実は全く別のサイトということがあります。
ID・パスワードを入力するようお知らせが来ることは まずありませんので 十分に気を付けるべきです。
こうしたフィッシングメールは 金融機関を装ったもの以外にも IDやパスワードを使ってログインするようなコミュニティサイトを装っているものもあります。
8. 複数のメールアドレス
どんなに慎重にメールアドレスを使用していても 迷惑メールが来ることはあります。
これははっきりとはいえないのですが 登録したメールアドレスが漏洩している、また 通常使用で相手先とメールをやり取りしても 相手のパソコンがウイルス等に感染していたり
間違って別のところに転送してしまったりということも考えられます。
こうした場合ユーザーのセキュリティ対策がしっかりできていたとしても 迷惑メールが来るということもあるのです。
複数のメールアドレスを持ち インターネットでユーザー登録する場合は 通常使用しているメールではなく別のメールアドレスを使用し あとで変更しやすくするというのもひとつの方法です。
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